Image Formats6 min readJune 12, 2026
PNGとJPG:どちらの画像形式を使うべきか?
PNGとJPGはインターネットで最も一般的な2つの画像形式であり、間違った形式を選ぶとファイルサイズが不必要に大きくなったり、画質が劣化したりする可能性があります。ここでは、それぞれをどう使い分けるべきかを明確に解説します。
本質的な違い:非可逆圧縮 vs 可逆圧縮
JPGは非可逆圧縮を使用します — ファイルサイズを小さくするために画像データの一部を永久に削除します。圧縮すればするほど画質が失われます。一度JPGとして保存すると、その画質は元に戻せません。
PNGは可逆圧縮を使用します — すべてのピクセルを保持します。ファイルを何度保存しても画質は失われません。PNGファイルは大きくなりますが、元の画像を完全に複製したものになります。
JPGを使うべき場合
- 写真 — JPGは写真に含まれる何百万もの微妙な色の変化を効率的に処理します。高品質なJPG写真は、同等のPNGよりも通常60〜80%小さくなります。
- SNS用の画像 — Instagram、Facebook、Twitterはすべて JPGに対応しています。プラットフォーム側でアップロード時に再圧縮されることが多いため、あらかじめ圧縮されたJPGから始めることで二重圧縮を最小限に抑えられます。
- メールの添付ファイル — ファイルが小さいほど送受信が速くなります。
- ブログ記事の画像 — ページの読み込みが速くなり、帯域幅のコストも削減できます。
PNGを使うべき場合
- ロゴやアイコン — PNGはJPGでは滲んでしまうテキストや線のシャープな輪郭を保持します。
- 透明部分がある画像 — PNGはアルファチャンネルによる透明度をサポートします。JPGは非対応です。
- スクリーンショット — 特にテキストを含むスクリーンショット — PNGならテキストが非常に鮮明に保たれます。
- デザイン素材 — 後で画像を編集する予定がある場合、PNGなら何度保存しても画質が劣化しません。
- 単色で構成された画像 — イラスト、グラフ、図表はJPGよりもPNGの方が効率よく圧縮できます。
ファイルサイズの比較
おおよその目安として、1920×1080の写真の場合:
- PNG:約3〜5MB
- JPG(品質80%):約300〜600KB
- JPG(品質60%):約150〜250KB(画質の劣化が目に見える)
写真の場合、ファイルサイズの差は非常に大きくなります。透明な背景を持つロゴの場合、PNGが唯一の実用的な選択肢です。
WebPはどうなのか?
WebPはPNGとJPGの両方を上回る現代的な代替形式です。写真ではJPGよりも小さいファイルサイズを実現し、PNGのように透明度にも対応しており、すべての最新ブラウザでサポートされています。ウェブパフォーマンスを最適化したい場合は、WebPへの変換を検討する価値があります。
用途別クイック選択ガイド
| 用途 | 最適な形式 |
|---|---|
| ウェブ用の写真 | JPGまたはWebP |
| 透明背景のロゴ | PNG |
| テキスト入りスクリーンショット | PNG |
| SNS用の写真 | JPG |
| 編集用のデザイン素材 | PNG |
| ウェブバナー/メイン画像 | WebPまたはJPG |